独シュトゥットガルト証券取引所が2019年に仮想通貨取引所を開設へ|ソラリスバンクと提携

シュトゥットガルト証券取引所は12月12日、ソラリスバンクと提携し、2019年前半に仮想通貨取引プラットフォームを開設することを発表した。

仮想通貨取引を次の段階へ

今回の発表において、ソラリスバンクは2019年に仮想通貨市場に新製品を投入すべく、重要な提携を結んだことを明らかにした。小口投資家向けのドイツ最大の立会所を備え、取引高も第2を誇るシュトゥットガルト取引所グループと協力し、2019年前半に仮想通貨取引所を立ち上げることになったのだ。

現在、シュトゥットガルトの投資家はデリバティブ証券、株式、債券、ETF等の金融商品を取引することができる。しかし新たな提携により、シュトゥットガルト取引所は2018年8月に表明したデジタル資産対応のインフラ設備を提供できるようになるのだ。

ソラリスバンクは仮想通貨に対して前向きで、今年7月にドイツの銀行としては初めて、ブロックチェーン関連企業に口座を提供している。そしてついに、銀行免許を備え、Banking as a Service(銀行業のサービス化)向けのテクノロジー・プラットフォームが、テクノロジーと銀行サービスの両面からシュトゥットガルト取引所グループを支援することになったのだ。

シュトゥットガルト取引所CEO、Alexander Höptner氏も興奮を隠せない:

テクノロジーと銀行の専門知識を兼ね備えたソラリスバンクは、デジタル資産の価値連鎖に沿った王道のサービスを提供する上で最良のパートナーです。ソラリスバンクのブロックチェーン・ファクトリーによって、仮想通貨とトークンの取引は次の段階へと進み、透明性と信頼性の水準も高まることでしょう。

シュトゥットガルト取引所が見据える「ハイブリッドな未来」

従来の金融の専門家たちが期待を寄せるのは、この二つのグループが法定通貨と仮想通貨が共存する金融のハイブリッドな未来像を共有していることだ。提携によって信頼性の高い取引プラットフォームが構築され、シュトゥットガルト取引所の顧客は規制の下でデジタル資産を扱えるようになるだろう。

ソラリスバンクCEOのローランド・フォルツ氏は語る:

信頼できるパートナーとして、シュトゥットガルト取引所グループが我々のブロックチェーン・ファクトリーとともにペーター・グロスコフ氏とミヒャエル・オファーマン氏を選んでくれたことに、心から感謝しています。

このプラットフォームでは、代表的な仮想通貨であるビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)が取引されることになっている。しかしながら、グループの「ICOプラットフォーム」が稼働すれば、投資家はそこで発行されるトークンを入手し、別の市場でそれを利用することも可能となる。

現在、仮想通貨市場は冬の時代を迎えているが、希望の光はまだ燦々と照り輝いている。米国の巨人Bakkt(バックト)とナスダックの登場が控えているだけでなく、ドイツもまた、仮想通貨の採用を待ち構えているのだ。

シュトゥットガルト取引所の仮想通貨取引プラットフォームは、従来の証券取引同様の注文を望んでいる小口投資家と機関投資家向けのものとなっている。さらに、リアルタイムでの市場動向と注文状況を把握できる注文元控帳をオープンな形で提供し、多くの人々が必要とする透明性を確保しようともしている。

同取引所はまた、多角的取引システム(MTF)としての規制も検討中だ。

参考元:Bitcoinist.com

コメントを残す

About us

ブロックチェーン関連のサービスを提供するWorldgo株式会社のメディアブランドとして、2018年に設立。ブロックチェーンや仮想通貨に関する最新情報や各種データなどを総合的に発信するメディアサイトです。ブロックチェーン技術の発展と普及が、新たな時代の創出につながるという確信を込めて、サイト名を「Chain=ブロックチェーン」「Age=時代」としました。

世界各地のニュースに加え、専門家によるコラムや、有識者へのインタビュー、人物ルポなど、多角的な発信形式で、日々刻刻と変化するブロックチェーン業界の情報をお伝えしてまいります。我々の発信する情報が、仮想通貨およびブロックチェーンに対する正しい認識を世に広め、新たな時代のけん引力となることを願ってやみません。

 ©︎ ChainAge All Rights Reserved.