ブロックチェーン企業の“シリコンバレー化”めざす!「BINARYSTAR」OPイベントに潜入!【イベントレポート】

ブロックチェーン企業の“シリコンバレー化”をめざして――!

2月1日、東京の銀座に、ブロックチェーンに関する事業を展開している企業や、これからブロックチェーンを活用したいと考えている企業専用のコワーキングスペースが誕生しました。

その名も「BINARYSTAR(バイナリースター)」

ブロックチェーン関連企業の中心拠点をつくり、企業間の情報共有などを促すことで、業界の発展に寄与したいとしているBINARYSTARでは、単なるスペースの提供以外にも、パートナー企業に対するブロックチェーンの導入支援も行うといいます。

この日、オープニングセレモニーとしてBINARYSTARで開催された招待制イベントには、300人以上が参加。ChainAge編集部も同イベントに参加し、その模様を取材してきました!

▼BINARYSTARの公式サイトはこちら
http://binary-star.work/

BINARYSTARの内部を紹介!

まずはイベントレポートの前に、BINARYSTARの内部をご紹介!

銀座1丁目にある「キラリトギンザ」の11階。エレベーターを出るとすぐ、暗がりの中に「BINARYSTAR」のロゴが浮かんでいます。次世代感がすごい…

入口を抜けると、明るく清潔感のある空間が目に飛び込んできました。ここがコワーキングスペースになります。ガラス張りなので、銀座の街並みを一望できます。

こちらもコワーキングスペースの一部。主要なビジネス系の雑誌も置いてあります。

こちらは休憩スペースで、飲食も可能だそう。掘りごたつのようなテーブルにテレビ、窓から差し込む陽光…とても居心地がよさそうです。土足厳禁。

BINARYSTARでは、コワーキングスペース以外にオフィススペースも完備。ガラス張りの室内ですが、パーテーションを設置することもできるそうです。

こちらは約200人を収容可能なイベントホール。もちろんレンタル可能です。

BINARYSTAR 池上雄飛・代表取締役CEOあいさつ

午後4時、いよいよイベント開始です!

いわゆる大企業と呼ばれる人たちから、ブロックチェーン関連のスタートアップまで、さまざまな人たちで賑わっています。

イベントホールも満員御礼です。

BINARYSTAR代表取締役CEOの池上雄飛さんがあいさつします。

池上さんは、18歳からブロックチェーンプロジェクトの立ち上げに参加し、業界トップ10のプロジェクトを立ち上げる際のプロジェクトマネジメントや、シンガポール政府が唯一認可する自主規制団体の創立など様々なプロジェクトの設計、立案に携わってきたそう。

現在、23歳。

あいさつの中で池上さんは、ブロックチェーン業界の現状について、

「AIの世界においても、そのポテンシャルから過度な期待を持たれ、そしてそれがすぐに実現できず失敗した経緯から、過剰にAIが避けられたAIの冬の時代と呼ばれるものがあった。今、ブロックチェーンも現状と乖離した過度な期待から、市場が過度にブロックチェーンを避け始めている、『ブロックチェーン冬の時代』とでも言うべき時期に突入しつつある」と指摘。

その上で「ブロックチェーンも今後、社会のインフラとなる可能性を持つ技術だが、インフラとなれば今後50年、100年と人々の生活を支える基盤になる」と強調し、「私たちの子どもや孫の世代に対して、素晴らしい未来を創る、そしてそれをこの場にいるみなさんと一緒に実現したい」と述べました。

基調講演

次いで行われた基調講演では、BINARYSTARアドバイザーの赤羽雄二さんが登壇し、「ブロックチェーン技術がビジネスに与える衝撃」と題して講演。「数年内にはブロックチェーンを活用した新事業が急成長するのはほぼ確実だ」と訴えました。

次に登壇したのは、BINARYSTARインキュベーションマネジャーで弁護士の井垣孝之さん。ブロックチェーンビジネスと法規制の関係性や、ブロックチェーン導入に当たって法的な壁を突破するための具体論などについて講演しました。

次に登壇したクーガー株式会社代表取締役で、日本最大のブロックチェーン技術コミュニティ「Blockchain EXE」代表の石井敦さんは、技術的な側面からブロックチェーン技術の可能性と課題を解説。

ブロックチェーンが得意とするのは、不特定多数のユーザー間でのデータの共有や履歴の共有、価値の移転を行うもので、かつリアルタイム性が求められないもの(無数のユーザーが送受信する通貨の処理や、サプライチェーンや貿易などのトレーサビリティ等)であり、①リアルタイム性が高いものや更新頻度の多いもの②即時性が求められるIoT機器との連携処理③モビリティとの連携処理(移動が伴う為、リアルタイム性が重要)④サービスとして必要な情報がデジタルになっていないもの(部屋、車、空間など)――には向いていないと指摘しました。

その上で、IOTA(アイオータ)やBigchainDBなどの先進事例を交えつつ、シェアリングエコノミーやIoT時代に向けたブロックチェーン実装の可能性について語りました。

どの講演も非常に示唆に富む内容で、大変に勉強になりました!

パネルディスカッション

さて、講演の後は、パネルディスカッションです。

パネリストは上の写真右から、石井さん、山下真一(NTTデータ技術革新統括本部)さん、松本泰明(株式会社富士通総研 コンサルティング本部ビジネスサイエンスグループ チーフシニアコンサルタント)さん、長谷川建一(Nippon Wealth Limited, a Restricted Licence Bank (NWB)CIO)さん。

  1. ブロックチェーンを会社に導入する上で苦労したことは?
  2. 開発リソースはどのように確保したか?
  3. これからブロックチェーン導入を検討している企業へのアドバイス

をテーマに活発に議論が交わされました。

この後、参加者による懇親の場が設けられ、この日のイベントは終了。

BINARYSTAR代表の池上さんのあいさつや、登壇された識者の講演、たくさんの参加者…ブロックチェーンに対する熱気を感じられた1日となりました。ブロックチェーン企業の中心拠点を築くことによって企業間の風通しを良くし、さらにブロックチェーンの導入を考えている企業を下支えして業界の発展に貢献する…BINARYSTARの今後に注目ですね!

以上、BINARYSTARオープニングイベントのレポートでした!

▼BINARYSTARの公式サイトはこちら
http://binary-star.work/

コメントを残す

About us

ブロックチェーン関連のサービスを提供するWorldgo株式会社のメディアブランドとして、2018年に設立。ブロックチェーンや仮想通貨に関する最新情報や各種データなどを総合的に発信するメディアサイトです。ブロックチェーン技術の発展と普及が、新たな時代の創出につながるという確信を込めて、サイト名を「Chain=ブロックチェーン」「Age=時代」としました。

世界各地のニュースに加え、専門家によるコラムや、有識者へのインタビュー、人物ルポなど、多角的な発信形式で、日々刻刻と変化するブロックチェーン業界の情報をお伝えしてまいります。我々の発信する情報が、仮想通貨およびブロックチェーンに対する正しい認識を世に広め、新たな時代のけん引力となることを願ってやみません。

 ©︎ ChainAge All Rights Reserved.