ブロックチェーンで二次元コンテンツを配信!「CFun」のデニス・ジアCEOに独占インタビュー

二次元コンテンツ✖ブロックチェーンで、コンテンツ創作・消費モデルの転換を――。

今回、ChainAge編集部がお届けするインタビュー企画は、米カリフォルニア州に拠点を置くブロックチェーンプロジェクト「CFun」です!

漫画やイラスト、小説などの2次元コンテンツを独自のブロックチェーンプラットフォーム上で管理し、クリエイターと消費者のより直接的なやり取りを実現。これに加えて著作権保護システムも導入し、クリエイターの知的財産を守るといいます。

また、今年は米証券取引委員会(SEC)のレギュレーションDに基づいたSTOを実施し、プロジェクトをさらに加速させるといいます。

ChainAge編集部では、日本を始めとしたアジア地域でのマーケティングに力を入れているCFunのデニス・ジアCEOに独自コンタクト!プラットフォームが目指すものやブロックチェーンの展望について聞いてきました。

聞き手:MASAE

 

 

▼CFUN WORLDのホワイトペーパーはこちら
https://store.cfun-world.cn/whitepaper/Whitepaper-JP.pdf?time=20190110

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デニス・ジア(賈裴軍)
「CFun」ファウンダー兼CEO。シリアル・アントレプレナーとして、デジタルサイネージ
を経営するDMGグループでコー・ファウンダー兼グループ・チェアマン、北京ゴルフ・メイト・インフォメーション・テクノロジー社のファウンダー兼チェアマンを歴任。現在は北京ヒッグス・テクノロジー社のファウンダー兼CEOならびにCFunWorld社ファウンダー兼CEOを兼務。

 

――CFunとはどのようなプロジェクトか。

CFunは、二次元コンテンツのクリエイターとそのファンを、国境や文化を越えてつなげるブロックチェーンを基盤とするコミュニティ・プラットフォームです。

CFunの大きな特徴は、アップロードされた作品が、作者による費用負担なく他言語に翻訳され、対象国に向けて公開されるという点です。これにより、クリエイターは、自分の作品を容易に海外展開することが可能になります。また、CFunには、スマートコントラクト技術を駆使した著作権の保護と利用料の分配システムを構築しています。

現在、CFunは日本と韓国の漫画家に対してコミュニティへの参加を呼びかけるとともに、中国、マレーシア、インドネシアの読者のマーケットとつなげることに注力しています。

 

――日本の漫画産業をどのように見ているか。

日本文化の根幹をなすものを備えていると思います。日本の漫画家のレベルは、知名度の有無に関わらず、非常に高いレベルを有しており、世界の最先端を走り続けています。

ですが、日本の皆さんは、こだわりをもって一つの作品を作りこむことには非常に優れた才能を発揮しますが、その作品を売り込む、いわゆるマーケティングとビジネス化については、得意とするところではないように感じています。

ですので、我々はCFunのプラットフォームを通じて、日本の優秀な漫画作品を多くの国に広めていくお手伝いをしたいと考えています。

例えば中国です。日本では毎年、数万話の漫画作品が創られていますが、中国では千話にも至りません。その一方で、中国の漫画ファンは、2.8億人にも上るとの推計があります。

これは非常に大きな市場です。

すでに世界的に有名な漫画もさることながら、日本にはまだ注目を浴びていないながらも、読み応えのある優秀な漫画作品がたくさんあります。そうした作品とそれを生み出すクリエイターの皆さんには、是非我々のコミュニティに参加して頂きたいと思っています。

――コミュニティ参加者のインセンティブ設計は。

これまでの伝統的な手法では、漫画が読者の手に渡るまでに仲介者が多く存在し、クリエイターの取り分は非常に少ないものでした。

我々のプラットフォームにおけるクリエイターのモチベーションとしては、自分の作品が無料で多言語に翻訳されることで、シームレスに世界中のファンを獲得することができるようになるということです。作品は有料掲載することも可能で、ファンからのコメントが直接届いたり、企業案件が増えるなど、新たなビジネスチャンスにつながるケースも想定されます。

またユーザーも、作品に「いいね!」をしたり、大好きな作品をシェアしたりするなど、プラットフォーム上での行動や貢献度に基づくインセンティブを獲得することができます。翻訳者についても同様にインセンティブの獲得が可能になります。

これらの分配に中央集権的な管理者が存在しないのが、ブロックチェーンを活用したCFunの特徴です。利益の分配は、全てスマートコントラクトで管理されます。

――広報戦略について。

より多くのユーザーを惹きつけるため、我々はCFunオリジナルのシステムを導入しています。

それは実在のアーティストを2次元のキャラクターにして、彼・彼女らのオリジナルコンテンツを制作するということです。

この第一号となったのが、SNS上で577万のフォロワーを有する中国の著名な歌手・胡夏(カルビン・フー)です。彼は、本人稼働の芸能活動とは別に、CFunでは聡明な探偵としてその役を演じています。ストーリーや画は、本人との相談の下に、韓国のクリエイターが担当しています。

このシステムでは、キャラクターの版権の50%がモデルとなったアーティスト本人に帰属します。版権による収益も、当然同様に分配されることになるので、様々な意味合いで「もう一つの財産」になると言えます。

私たちは、このシステムを日本でも導入したいと考えています。日本のアーティストの新たな一面が見られる日もそう遠くないはずです。

――質の高いクリエイターをどう獲得するか。

我々は2018年11月にβ版をローンチしたばかりで、まだ契約クリエイターの数はさほど多くありません。日韓両国にクリエイターが少数いるのみです。

適切なインセンティブ設計があるとは言え、ただ座して待つのみではクリエイターの獲得はままなりません。今後はこの面でも力を入れていくつもりです。

我々は最新の技術を取り入れているという印象があるかもしれませんが、クリエイターと出会い、関係を構築するプロセスでは、実に伝統的な手法をとっています。と言っても複雑なことではなく、「一対一の対話」をメインにしているのです。ですから、一回の夕食のために、往復10時間の新幹線に揺られていったこともあります(笑)。この点については、やはり人と人とのお付き合いですから、地道に、誠心誠意進めていくしかないと考えています。

また、CFunは韓国の有名コミックプロダクション「TORYCOMS」と戦略パートナー契約を締結しています。今後、TORYCOMS所属の200名以上の漫画家と2000作以上の漫画作品がCFunで配信される予定です。

日本においては、クリエイター向けの無料オンラインサロン(DMM.com)を開設していますので、興味のある方はご登録頂ければと思います。

――今後の展望について。

我々がしたいことは、全世界のクリエイターとその作品、消費者を、信頼コストのかからないプラットフォーム上でつなぐことです。特に、才能がありながら、埋もれてしまっているクリエイターの活動の一助になりたいと考えています。出版社の評価を待つことなく、世界の読者に直接作品を届けられる、そんな機会を提供したいのです。

また、ブロックチェーンの未来ということに関して言えば、私はエンジニアの出身ですので、ブロックチェーンの技術そのものの発展に大きな興味と期待を抱いています。

ブロックチェーンが解決するのは、「信用」の問題です。ビジネスをするにあたって、この信用を担保するコストは多大なものがあります。このプロセスが簡略化できるならば、今後企業経営の形も、経済の形も、今とは全く違うものが登場してくるはずです。

そして、ブロックチェーン技術は今後も発展していくのか、ということを問うならば、ビジネスにおける信用担保の重要性を考えれば、その答えは自明のものでしょう。

我々は国の金融規制の合間を縫うようにして何かをしようとしているわけではありません。我々の最大の関心は、ブロックチェーン技術の未来と、いかにその技術を社会に実装し、現代社会を発展させるかという点にあります。CFunというエコシステムが、より多くの方に受け入れられ、社会を動かしていく。そんな日が来ることを期待してやみません。

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世界各地のニュースに加え、専門家によるコラムや、有識者へのインタビュー、人物ルポなど、多角的な発信形式で、日々刻刻と変化するブロックチェーン業界の情報をお伝えしてまいります。我々の発信する情報が、仮想通貨およびブロックチェーンに対する正しい認識を世に広め、新たな時代のけん引力となることを願ってやみません。

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