三井住友信託銀行、不動産ビジネスにブロックチェーン導入を検討|富士通OIGと実証実験

三井住友信託銀行株式会社は12月12日、不動産ビジネスの分野においてブロックチェーン技術を活用するための実証実験を開始することを発表した。

不動産取引における透明性の確保・維持

https://www.smtb.jp/corporate/release/

三井住友信託銀行は、国内唯一の専業信託銀行グループとして不動産ビジネスを行っている。

今まで培ってきたノウハウを活かし、新たなテクノロジーとして注目されている「ブロックチェーン技術」を活用する実証実験を開始した。

実証実験の目的

  • 不動産取引における情報の透明性の確保と維持
  • 取引しやすい環境不動産取引環境の整備
  • 実験結果を踏まえ、市場の発展に寄与する

ブロックチェーンの技術を、不動産取引におけるさまざまな問題点を解決するために取り入れようというのが最大の狙いである。

ブロックチェーン技術の持つ効果を利用

ブロックチェーン技術を活用することには次のようなメリットがある。

  • ブロックチェーンに書き込んだ情報は改ざんできないため、透明性向上につながる
  • 新しい取引機会を提供することで取引参加者の増加が見込める
  • 公正で透明性の高い情報管理手法を構築できる

これらのメリットが実際に得られるかどうか検証を実施していく。

富士通OIGと協業

この実証実験には、富士通株式会社がアメリカのシリコンバレーに設立したOpen Innovation Gateway(OIG)も参加し、協業して不動産ビジネスの分野における新しいビジネスモデルの検討を進めていく。

富士通株式会社も、2018年10月にブロックチェーン技術を活用した新たな銀行間決済の実証実験を開始するなど三井住友信託銀行同様、ブロックチェーンに関する取り組みを積極的に行っている。

まとめ

不動産取引は、契約するまでに膨大な時間がかかる上、複雑な業務をこなさなければならなず、さらに透明性が低いという大きな欠陥がある。

そんな不動産取引における問題点を解決するために注目されているのがブロックチェーン技術である。

不動産業界ではブロックチェーン技術の活用を検討する動きが強まっており、今回の実験が成功すれば業界全体への福音となるだろう。

三井住友信託銀行は

信託とテクノロジーを融合させた『信託ならでは』のイノベーションにより、お客さまに新たな価値を提供することを目指し、デジタル戦略を積極的に進めてまいります。

と抱負を語っている。

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