目前に迫ったFRBの利上げ|仮想通貨に大打撃か

FRB(連邦準備制度理事会)による利上げによって、仮想通貨は大きなデフレーションに見舞われるかもしれないと、エコノミストのロバート・レシュナーはフォーチュン誌のインタビューで語った。彼がコンパウンド社(Compound)を設立したのもその理由からである。

FRBが利上げを検討中

レシュナーはインタビューで、これまでのアメリカ経済において仮想通貨の金利が低く抑えられてきたと述べている。そしてこの流れが変わりつつあり、FRBによる一連の利上げによって仮想通貨は未知の領域へ突入するという。

11月8日に予定されているFRBの会合で、利上げの誘導目標が2.00%から2.25%となる確立は90%以上だ。

レシュナーはこれが仮想通貨市場に大打撃を与えると語る。

ついに仮想通貨市場は、これまで経験したことのない利上げ環境に入ろうとしている。これによって多くの仮想通貨価格が下落してしまうかもしれない。将来的には株式を含む、一般的な資産にも影響するだろう。

私たちは銀行に預金すれば利子を得ることができる。銀行はその預金を他人に貸すことで、利ざやを稼いでいる。これはきわめて簡略化した説明だが、近年、私たちが受け取る利子は微々たるものになっている。

おそらくこの質問には誰も答えたがらないだろう。「なぜ仮想通貨で同じことができないのだろうか? なぜビットコインを預かっている人は利子を払ってくれないのだろうか?」

コンパウンド社

この状態を是正するために、金利請負人を自称するレシュナーはコンパウンド社を立ち上げた。この会社によって、トークンの保有者は仮想通貨を預ける代わりに、利子を得ることが可能となる。

今のところはビットコインを扱っていないが、同社は4つのトークンをリストに入れており、今後、その数をさらに増やす予定だ。どのステーブルコインを取り扱うか、利用者が投票中である。

ステーブルコインの存在

市場に流入するステーブルコインに関して、レシュナーはその数を50以上と見積もっている。発行者側に明らかな利益があることから、多くの企業が市場に殺到していることも驚くには値しない。

これらのコインを購入しようとしている投資家は、基本的に利子を受け取ることなく発行者にお金を貸しているようなものだ。その上、発行者に敬意を表して取引手数料まで支払っている。言いにくいことなのだが、それならば銀行に預金したほうがマシなのではないだろうか?

ステーブルコインとはすなわち、仮想通貨の価格変動の激しさや起こりうる災害に対する解決策なのだ。

コンパウンド社は、そのリストにある仮想通貨の貸借が行なわれる市場に利子をもたらすことになる。トークン化される法定通貨が増えることで、トレーダーや鞘取り人を同社のサイトに誘導できればとレシュナーは考えている。

すでに確立された外国為替市場のような市場に何の恩恵があるのかと問われ、彼は答えた。

トークン化の利点は通貨に透明性とプログラム化の可能性をもたらすことだ。ドルがブロックチェーンに対して開かれれば、さらなる革新が引き起こされることだろう。

参考元:Bitcoinist.com

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