仮想通貨取引所SBIバーチャル・カレンシーズを解説!基本情報や特徴まとめ

金融グループのSBIホールディングスの子会社であるSBI・バーチャル・カレンシーズも、2017年9月に仮想通貨交換業者として金融庁に業登録をし、営業を開始しました。

SBIグループは、仮想通貨事業に深く参入しており、リップルへの出資やSBI・リップルアジアの設立のほか、SBIインベストメントの方ではAI・ブロックチェーン企業に対して出資する投資組合を設立したりしています。

有名どころでは、ビットフライヤーにも出資しています。

今回はそんなSBIグループの仮想通貨交換業者であるSBIバーチャル・カレンシーズの取引所についてご紹介します。

SBIバーチャル・カレンシーズの基本情報

会社名 SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
設立年月日 2016年11月1日
代表取締役社長 北尾 吉孝
資本金 19億8000万円(資本準備金含む)
株主 SBIグループ100%
住所 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
金融庁登録番号 (関東財務局)第00006号
公式サイト https://coin.z.com/jp/
公式ツイッター https://twitter.com/gmo_coin

 

国内最大手の証券会社であるSBI証券が、傘下にあるSBIグループが100%出資して2016年11月1日に設立されたのがSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社です。

2017年9月には仮想通貨交換業者の第00006号として登録されました。

代表取締役には、SBIグループ全体の社長である北尾社長が直々に就任しており、全てを管轄しているようです。

SBIバーチャル・カレンシーズの主な機能

SBIバーチャル・カレンシーズの主な機能としては今のところ、「仮想通貨の現物取引」のみ実装されています。

また、銘柄としては

  • リップル(XRP)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ビットコイン(BTC)

の3銘柄となっています。

注文方式は成行注文と指値注文が可能になっていますが、板は表示されていません。

板は表示されていませんが、買い注文と売り注文の最新の気配だけは提示されており、それとチャートとを見ながらトレードをしていくような形になります。

ちなみに、チャートは以下のように閲覧することが出来ます。

 

そしてチャート画面にマウスカーソルを合わせ、より詳細に見たい範囲を以下のように指定すると、

 

以下のように、指定した期間内で、より詳細にチャートを閲覧することが出来ます。

また、チャートは折れ線グラフのみでローソクチャートは今のところ実装されていないようです。

SBIバーチャル・カレンシーズの特徴

今のところ、他の取引所よりも出来る機能が少なく、特徴も無いように思えますが、SBIバーチャル・カレンシーズでは以下のような特徴があり、今後に期待できるといえます。

  • グループ会社の顧客口座数が驚異的
  • リップルに出資している
  • 業務改善命令が出ていない

グループ会社の顧客口座数が驚異的

SBIグループは主に金融系のサービスを多角的に展開しています。

主に仮想通貨取引所と親和性の高いサービスを展開しているグループ企業は、SBI証券、住信SBIネット銀行、SBIFXの3社かと思われます。

まずSBI証券ですが、SBI証券では約426万口座をすでに開設しており、この顧客口座数は国内最多となっております。

特に「投資」という観点では非常にSBIバーチャル・カレンシーズと親和性が高く、今後、証券口座を開設している顧客が仮想通貨に参入する際に、SBIバーチャル・カレンシーズが受け皿となる可能性は大いにあります。

また、反対に仮想通貨を金融商品として取り扱うために仮想通貨連動型仕組債などの金融商品開発も行うことが出来ます。

そうすれば、SBIバーチャル・カレンシーズの顧客数自体は変動ありませんが、SBIバーチャル・カレンシーズで運用している取引所の流動性は非常に高くなり、スプレッドも狭まって行くと考えられます。

また、SBIバーチャル・カレンシーズの取締役構成を考えても、SBI証券から何人か兼務という形で就任しているため、そう遠くない将来にそのような取り組みがなされるのではないかと考えられます。

]次に、住信SBIネット銀行の個客口座ですが、こちらも非常に多く、300万口座以上開設しております。

仮想通貨が決済通貨として正式に利用されるようになった際には、現在決済を担っている銀行業務を仮想通貨で補うことが出来ますので、こちらも非常に親和性が高いものとなっております。

最後に、SBIFXですが、仮想通貨はもともとFXの延長線上で考えられているためトレーダーもFX出身の方が多い傾向にあります。

そういった意味では親和性が高く、ユーザーも重複していると考えられます。

SBIFXでもすでに20万口座は開設しているため、今後仮想通貨の価格が安定し、FXと同様に相場が動き始めた場合、より多くのFXトレーダーが仮想通貨業界に参入してくると考えられます。

このように、SBIではグループの展開している事業と仮想通貨は非常に親和性が高く、今後主流となることが期待できます。

取引所としての機能はシンプルなものしかまだ準備されておりませんが、顧客が増え、流動性が増して収益が出始めると、他の事業者よりも幅広い選択肢をもって事業を多角的に展開していくことが出来ます。

リップルに出資している

SBIグループでは、リップルにも出資しており仮想通貨に対する理解度は一番高い企業だといえます。

しかも、2017年初頭時点で出資をしているため、非常に早いうちから仮想通貨に対して会社を挙げて期待していることがうかがえます。

このような取り組みから、今後も多くの仮想通貨に出資し、自社で取り扱うようになるのではないでしょうか。

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h3 class=”type2>業務改善命令が出ていない

2018年現在、仮想通貨交換業者は16社存在しています。

多くの企業が業務改善命令を出されてしまっている中、SBIバーチャル・カレンシーズは業務改善命令を出されていません。 業務改善命令の理由も様々ありますが、多くは管理体制・運営体制に対する指摘でした。

そういった面ではSBI証券及びSBIFXで運用している実績があるため、活かせるノウハウが蓄積されているのだと考えられます。

自分の資産を預け入れるに際し、運営体制や管理体制、そして企業の財政的基盤は非常に重要な要素になりますが、この点において、SBIバーチャル・カレンシーズは運営体制・管理体制・企業の財政的基盤の3つとも安心・安全だと言えます。

まとめ

SBIバーチャル・カレンシーズでは、まだサービスが充実しているとは言い難いですが、 国内最大手のSBIグループがこのまま撤退するとは到底考えられません。

今後顧客囲い込みのための施策やサービスを必ず打ち出してくると考えるのが自然なのではないでしょうか。

リップルという唯一仮想通貨に投資している企業でもあるため、リップルの動向も気になるところですが、SBIバーチャル・カレンシーズの今後の動向もチェックしておいた方が良いかと思われます。

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