ベネズエラのビットコイン取引額が過去最高|経済不安が後押しか

先週、ベネズエラがビットコイン取引額で新記録を更新し、同国は過去最大額の仮想通貨を抱えることになった。

7日間で1075BTC

統計・分析サイト「CoinDance」のデータによると、信頼性の低いベネズエラの通貨「ボリバル・ソベラノ」が通貨切り下げ後も価値変動が続いているにもかかわらず、11月3日までの7日間に過去最高の取引額を記録した。

P2P方式の取引プラットフォームであるローカルビットコイン(Localbitcoins.com)単独で総額1075BTC(約700万ドル)が交換され、2週間前の記録を10BTC上回った。

ビットコインとペトロ、そしてDASH

最近の急騰の理由はいくつか考えられる。Bitcoinistが伝えたとおり、複雑なインフレーション、資本のコントロール、外国通貨の不足、それに加えてベネズエラの人々が自国の通貨を管理できない状況が続いているというものだ。

それと同時に、政府は国家発行の仮想通貨ペトロを再び活性化するべく、その安定性がきわめて疑わしいにもかかわらず、市民に強制的に使わせようとしている。

先月、首都カラカスでペトロの受け入れが始まったが、ペトロの強制決済を煽ったことは物価やパスポート申請費押し上げにもつながってしまったようだ。

今週に入ってからは、米国がベネズエラの金輸出に対する制裁を宣言するなど、国際的な圧力も高まっている。

一方で日曜日には、プライバシーを重視したアルトコインプロジェクトのDashが、ベネズエラ国内の商取引向け送金サービスDashTextを開始した。決済に焦点を当てたこのプロジェクトは、スマートフォンやインターネットを介することなく、基本的なモバイル端末によって業者のDASH決済が可能になるというものだ。

プロジェクト幹部はベネズエラが現在、世界第2位のDash市場であると主張していたが、ペトロがDashのホワイトペーパーの大部分を盗用しているという論争は止むことがない。

Dash自体についても批判が絶えることはなく、あるコメンテーターは先月、同社の市場占有率に関する主張は「でっちあげ」であると述べている。

業者による仮想通貨導入のニュースも散発的に続いており、ソーシャルニュースサイトRedditのユーザーは、ベネズエラのデパートTrakiが現在、5種類の仮想通貨を扱っていると報告している。

参考元:Bitcoinist.com

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